定例議会にての市政一般質問

令和元年6月19日

次の4項目の質問をしました。

1.人口減少及び少子化対策について
(1) 企業誘致について
(2) 医療機器関連分野への参入促進について
(3) 安定した就労環境の確保について
(4) 結婚支援について
(5) 移住・定住について
2.学術機関との連携について
(1) 東京農工大との連携事業について
(2) 高等教育機関との連携協定について
3.地域活力の維持について
(1) 郊外の交通対策について
(2) 空き家の活用策について
4.国道288号富久山バイパスの渋滞解消について

詳細 「こおりやま市議会だより」~
結婚支援について
質問:こおりやま広域圏連携事業として、対象を限定しない出会いの機会を創出する事業に取り組むことで、圏域内の人口還流にもつながると考えるが見解は。
[回答]
農業後継者縁結び推進事業や、青年層の交流の場として、35歳までの独身男女を対象としたユースカレッジ木曜クラブの開催などを通して、出会いの場を提供してきた。また、ふくしま結婚・子育て応援センター実施の「世話やき人」の活用や、結婚マッチングシステム「はぴ福なび」の市内出張登録会への協力など、県と連携した結婚支援にも取り組んでいる。 こおりやま広域圏においても、婚活支援事業を連携事業に位置づけており、今後も結婚支援に取り組んでいく。

国道288号富久山バイパスの渋滞解消について
質問:富久山バイパスの4車線化延長の早期実現について、国・県に強く働きかけを行うべきと思うが見解は。
[回答]
本路線は、県が平成11年度から事業に着手し、平成21年度に、一部暫定2車線で供用を開始、昨年度は、全線4車線化に向けて、富久山大橋北側に残りの上部工を設置するための設計委託など、事業が進められている。 本年5月には、国に本路線の未整備区間の早期整備の必要性や、地域間交流の更なる推進、都市内環状機能の強化など整備の意義を伝え、併せて重要物流道路の代替・補完路への追加指定を要望した。 今後も、国・県等関係機関に積極的に働きかけていく。

安定した就労環境の確保について
質問:結婚し、安心して子どもを産み育てられる条件は、正規雇用であり、安定した収入による将来設計が可能であることが結婚の条件となってしまうことも否めない。 今後、労働人口の減少が見込まれる中、安定した就労環境の確保のため、行政が各企業の正規雇用の促進を働きかけるべきでは。
[回答]
育児フレックスタイム制や男性の家事育児参画の推進などにより、ワーク・フォー・ライフへ発想転換するよう、市内経済団体に対し要請した。 また、働き方改革関連法の順次施行内容や、有期契約労働者の無期転換ルール適用などの周知・啓発を行った。 今後も各種調査から実態を把握し、適宜的確に対応する。