定例議会にての市政一般質問

平成30年12月 6日

次の5項目の質問をしました。

1. 学びの都「学都郡山」の推進について
(1) 研究室開設に向けた取り組みについて
(2) 東京農工大学との地域連携事業について

2. 教職員の研修について
(1) 生活の知恵を指導するための実技研修の実施について
(2) マイ弁当の日について

3. イノシシ被害への対策について
(1) 市内東部地区のイノシシ被害の状況について
(2) 危険性の周知策について
(3) 鳥獣被害対策の広域連携について

4. 創業・起業支援について
(1) 本市の創業・起業支援について
(2) 研究機関等と市内企業とのマッチング支援について

5. 考古資料等の保管と展示について
(1) 考古資料の保管状況について
(2) 今後の保管計画について

詳細 「こおりやま市議会だより」~
1.(1)研究室開設に向けた取組みについて
質問:旧根木屋小学校に研究室を開設する東京農工大学のニーズに対応し、できる限りの支援策と万全な受け入れ態勢を整えることが重要である。研究室開設の実現に向けた支援策と今後のスケジュール、さらには当局の意気込みは。
[回答]
本市と大学、地元の三者による旧根木屋小学校の利用に関する覚書を今年度中に交わすこととしており、来年度の早い時期に研究ができるよう大学に準備作業を進めていただいている。本市としても、農林水産業の振興、地域の活性化等の分野で大学と連携を図り、協力・支援を可能な限り行う考えである。

2.(1)生活の知恵を指導するための実技研修の実施について
質問:古からの生活の知恵を学び、活かす能力や、あるものを臨機応変に利用する知恵を教職員が実際に体験し、児童生徒への指導に活かせるように教職員の研修に取り入れて欲しいと考えるが見解は。
[回答]
来年度、教育研修センターが旧三町目小学校へ移転することにより、理科や保健体育、ICT教育の実技研修はもとより、児童生徒を対象とした研修も可能となる。これらの多様な研修を通して、今まで以上に教職員が児童生徒への指導に活かせる実践的指導力と幅広い知見を習得できるものと考えている。今後も、新学習指導要領の趣旨を踏まえた研修計画や旧三町目小学校の施設の特性を十分に活かした、より効果的、実践的な研修計画を立案し、一層の研修の充実に努める。

4.本市の創業・起業支援について
質問:本市に数箇所あるコワーキングスペース(オープンスペースなどを共有しながら、利用者それぞれが独立した仕事をすること)と連携した創業・起業支援策の取組み状況と成果は。
[回答]
「郡山市創業支援等事業計画」に基づき、商工会議所など、計11団体と連携した創業支援ネットワークを構築し、各種セミナーや研修会、相談受付等を実施しており、これらの連携した取組み等により、平成26年度からの4年間で、延べ275人が創業を果たした。今後は、クラウドファンディング事業を有効活用し、創業を促進するとともに、分野や地域の枠を超えた取組みなどにより、魅力的な創業、起業につながる支援を積極的に進めていく。